【賃貸借物件のノウハウ】

2019年09月09日 共益費について

当コラムにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございます。
私は、これまで賃貸オフィス(貸事務所)や物販・飲食店舗、倉庫・作業場・工場等の事業用物件を専門に、
約30年間仲介業務を行わせて頂いております、トップクォーター株式会社の野崎と申します。
事業用物件をお探しであれば、ぜひお気軽に弊社へお問い合わせ下さい!
誠意と熱意と情熱をもって、対応させて頂きます。
当コラムがお客様にとって、良い物件を見つけるための1つのきっかけになれば幸いです。

本日のコラムは、事業用物件の共益費について、少し解説していきたいと思います。

事業用物件において、貸主の義務として、インフラ関係を保持する必要がございます。
一般的な設備点検項目としては、消防設備や電気設備、貯水槽やエレベーター等の
法定点検が必要な項目もございますし、細かいところで言えば、1階エントランスに敷いてある
カーペット(マット)のメンテナンスや、共用部分(廊下・玄関部分等)の清掃や、
床のワックス掛け等の保持作業がございます。

例えば消防設備点検では、有事の際に非常ベルがきちんと作動するのか点検したり、
非常誘導灯がしっかり常時点灯しているか、球切れを起こしていないか点検したり、
設置されている消化器は、製造有効期限内のものか、確認したり致します。

またこういった、人の命に関わる重要な設備点検は、有資格者が点検を行う必要があり、
消防設備点検報告書を、物件所轄の消防署へ提出する義務もございます。

共益費はこういった点検費用に充当されたり、エントランスホールのカーペットの維持費に
充当されたり致します。

また電気設備も漏電が起きないよう、設備を点検し、正常な状態を維持する必要がございますし、
また皆さんが口にする水道水についても、貯水槽がある物件はタンクの清掃を定期的に行い、
供給する水質検査を実施して、有害な物質(サルモネラ菌や大腸菌等)が検出されないか、
点検する必要がございます。

この様に事業用物件を安心して利用するには、日頃の建物管理が重要であり、
しっかり管理が行き届いたビルを選ぶことは、とても重要な要素でございます。

例えば大事なお客様をオフィスへ迎えるとして、ビルのエントランスホールにゴミが散乱していたら、
それだけで【こんな雑居ビルに入居しているのか?】と、取引先の信用を失う可能性もあります。

候補物件を内見される場合は、こういう部分にも目を配り、管理状況を確認してみてはどうでしょうか?

もちろん弊社のスタッフが物件を案内させて頂く際は、そういう点も考慮して、物件を案内させて頂きます。

物件を実際にご覧になられて、ご不明な点がございましたら、随時弊社営業スタッフまでご相談下さい。
随時確認の上、報告させて頂きます。

事業用物件をお探しであれば、まずはお気軽に弊社までご相談下さい!
ご一読ありがとうございました。
それではご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。


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